エアコンの交換工事の時は

当店はエアコン交換の工事は
カバーとかは使う時もありますが
大体配管等の部材も一緒に交換してしまいます

エアコンの寿命は故障は別として
大体10年をうたっています

最近YouTube等見てて
配管は替えませんという人の物も良く見かけます
確かに銅で作っていますのでさほど劣化はしないと思いますので
それもアリだと思います

設置場所が同じ場合でも
ガス漏れの可能性を減らすために
エアコンの接合部を切って新しく作るので長さが足りなくなるってのも
ありますし

以外と部材も劣化してる場合もありますので注意です

今回はエアコン工事後の処理ついでに写真も取りましたので
見て見ましょう

注:10年使ったエアコンの交換時に外した物です

外見はキレイなので使いたくなりますよね・・でも

配管

色が黒ずんでいますね
でも外側なので内側が大丈夫であれば使えると思います

皮を剥いでいくとこんな感じで全体的に黒くなっています

太管細管もこんな感じでした

管の交換有無のメリットデメリット

メリット
部材分安くなる
工事時間の大幅短縮
先端部を加工しない場合更に工事時間が短縮できそう

デメリット
配管の中のオイル等がそのまま残る
(オイルに限っては三菱は配管リプレース対応なので条件付きで配管洗浄なしでOKです)
配管の状態が判らない(途中で繋いであっても判らない)
先端部をそのままで繋げるとガス漏れの可能性が出てしまう
(これが一番怖いので当店は先端部はよほどのことが無ければ切って作り直します)

パッと思いついただけでも結構デメリット目立ちます
動いているエアコンならガス回収時にオイルも回収できるので
トラブル少なそうな気もしますが
工事をやる側からすれば後々怖いのでお勧めしづらい
故障してるエアコンはちょっと怖いですね

ドレン(排水)パイプ
これは流石に交換した方が良いと思いますよ

理由は判りやすいので見てみてください

水垢たっぷりです
このままでも使えるのですが・・・
トラブルなければエアコンは後10年は使います
水垢が溜まってきちゃうと室内側で水漏れのリスクが増大します

電線も剥いちゃいましょう

こちらはまあまあキレイですよね

でも長さが足りなくなってたりすると
結局交換なんてことにもなります

という事で
新品エアコンには気持ちよく新品配管を使う工事をした方が良いかと思います

工事代金や時間短縮して
何年か後で水漏れガス漏れがあっても原因が古い部品だったりしたら
古い部材をを使ってるからね、なんて言われたらたまったもんじゃないですし
修繕の工事代金も時間もかかってしまい全く節約にならないです

後、隠ぺい配管でどうしても管を使う場合
エアコンが正常動作している内に交換が良いですよ

エアコンが故障している場合
故障の症状によっては管内にオイル焼けやスラッジ等が溜まってると洗浄が必要
配管が大丈夫でも「配管洗浄」が必要になる場合がありますので
余分に工事・時間が掛かります

佐々木ムセン
名古屋市南区外山2‐12‐23
822-7077