エアコンのお取替えです

エアコンのお取替えをご依頼ありがとうございます

お伺いして見させていただきました
今お使いのエアコンは三菱の12畳用で100Vタイプ

色々とお伺いして
今まで冷房暖房で問題ないので同じ容量(12畳)の物でOK
フィルタの手入れが大変なのでお掃除機能付き

という事でした
後、配管のダクトはまだ使えそうでしたが
ちょっと色が変わってきているので交換してOK、とご依頼

そして、今までのエアコンで
室外機から水が出るとの事でしたのでみてみました

室外機から水はたまに出てくるのは
暖房時に室外機が凍ったりして結露するとそれが溶けて
水が流れてくるためです、とご説明

結露した水はこの穴から排出されますよ

特に水を受けているのに意味はないとの事でしたので
新しいエアコンにはたらいを付けずにそのまま流しますとのこと

新しいエアコンが到着しましたので
早速設置工事します

室外機からガスの回収してから始めますよ
フロンガスの大気放出は原則禁止です

ガス回収が終わったら配管をどんどん外していきます

エアコンが外れました

ここからお取り付けです

この付いていた取付板をはずしてみると

こんな感じです

石膏ボードに取り付けるようにする金具が付いていますが

今のエアコンはこのねじ込み式のボードアンカーはNG
このタイプの金属の傘式の物を使うよう指定がされています
少なくとも三菱はそう書いてありますよ

こんな感じです
ねじ込み式の所とは全く位置が違いますのでどのみちねじ込み式の穴は使えません

取付板はちゃんと水平を取ってやってます
稀に水平撮ってるのですが天井が傾いてたりすると斜めに見えたりしますが
その場合ご説明して可能な限り合わせますよ

取付板の設置完了
板の上に以前のねじ式アンカーが見えますがエアコンを設置すると
ほぼ見えない位置なので大丈夫です
(と言うより、外すと大穴が見えてしまいますので外した方が見栄え悪いです)

壁穴にスリーブが入ってなかったので入れました

室内機をセット!!!
電線、アースは後から入れます(三菱のは後からでも可で施工しやすいです)

次は外側の工事です

配管の加工、接続には最新の注意が必要です

フレア加工はキズや変形、削り屑が無いか確認します

私が設置やりだしてからは
必ずこのガス漏れ防止を塗っていますよ
お守りみたいな物ですが・・

そしてトルクレンチでカチッっと接続

軍手は使いません、万が一軍手の繊維がフレアに噛んでしまうと
漏れが発生するかもしれません(そんな話を前に聞きましたので)
かなり気を使ってやっています

配管カバーも付けて配置していきます

壁の穴もちゃんとふさいでいますよ

そして新しく室外機を置く前に
地面を平にならしておきます

こんな感じかな
かなり凹んでいたので結構土盛りました

室外機も設置!
室外機の足の下にもブロックおいています

配管を切ってフレア加工
そしてテープを巻いておきます

接続したら真空引き
これは今のエアコンは「必ず」やらなくてはなりません

大昔のエアコンは
ガスが少し余分に入っていてエアパージ(大気放出しながらエア抜き)するやり方があったのですが
今は大気放出が厳禁、ガスが混合ガスだったりすると比率が変わる等いろんな理由から
今は「ぜったい」に真空引き

でも、今でも稀に昔の方式でやる方がおられると聞いたので
お客様に説明しながら真空引いてますよ

確かに真空引きしなければ
重い真空ポンプを持って行くこともなく
長い真空引きの時間もなく
なんといっても真空引きしたかどうかなんてやってる時しか判りませんし
必ず故障するわけでもありません

ですのでちゃんと説明して真空引きやっています

という事で設置完了
試運転もバッチリ

室外機も丁度水出ていました

この水の排出は正常です

お時間かかりましたがありがとうございました

佐々木ムセン
名古屋市南区外山2‐12‐23
822-7077