新デザインのスイッチ、調べてみました

ちょっと前までは
ほとんどこのスイッチだったのですが

これ

最近はちょっと大きめのボタンが付く
スイッチが主流になってきています

このスイッチの不具合で交換がちらほらとあったので
ちょっと原因を調べてみました

新型?スイッチの本体はこれ

分解して調べてみます

これはスイッチがグラグラというか
戻りが弱くなっていて切り替わらなくなってしまったスイッチ

さぞや接点が減っちゃってるんだろうなぁ

と、最初は繋ぐための接点が摩耗してしまったのかな??
なんて思っていたんですが

バラしていくうちに

言うほど接点減ってないぞ!??

更にばらしてみます

こうなると
怪しいのがスプリング

試しにスプリングを伸ばして一時的に強くしてみます

結果、変わらず・・・

組み立てて合わせたりして構造を検証してみます

あ・・・これは!

こっちの板バネが悪くなっていたんですね

試しに板バネを折れてないものに替えたら
しっかり動きました

原因は接点ではなく
板ばねの金属疲労ですね

見た目でかなり薄い板バネなのでもしかすると
前のVerのスイッチの方が丈夫かも知れません
(たまたま折れたってのもありますが・・)

でもボタンの押しやすさを考えると
デザインも新しいこのスイッチの方が良いですし・・・

言い方を変えると
接点が悪くなる前に壊れるのはある意味良いかもしれません
と、言うのも接点が悪くなってくるとスイッチ内部で火花が飛びやすくなりますし
機器にも悪影響が出ます

多少なりとも危険度が増しますので危険回避になっているかもですね

佐々木ムセン
名古屋市南区外山2‐12‐23
822-7077