部品も無事交換出来て一安心
でもたっぷり時間がかかってしまったので
試乗は後日、エンジンはなんとか掛りそうなので大丈夫だろう

・・・と、後日早速ガソリンスタンドまで試し乗り

・・・・・・

・・・・

・・全く吹け上がりません、アクセルを開けているのに回転数はなかなか上がらず
たまに「パン！！！」とバックファイアーしたり

信号でエンジン止まったり
セルを回してエンジン掛けるとたまにかかった瞬間にエンジン止まります

これは・・・・

なんだ・・！？

交換した部品はＡＣマグネット、充電回路だよな・・・そんなエンジンに影響する部品は
外してないんだが・・・

よくよく考えると
前回組みあがった時にエンジンをかけた後もセル回してすぐ止まるのはあった
しばらくかけてなかったからと思っていたんですが、どうやらそんな問題じゃないレベルの不調

関係あるのは点火タイミング
これが早すぎると仮定するとなんとなく合点がつく

もし
ピストンが上死点にくる前に着火すると最悪エンジンが止まる（逆回転に回ろうとして）
エンジン掛かったとしても回転も上がらず、アイドリングで最悪止まる

って感じになるはず

交換したACマグネットには点火タイミングを見ている個所が1か所あり
これは確かにねじ止めして止めてる

写真上の部品（ピックアップコイル）

この部品はACマグネットと一式になっています
これがずれてる可能性が出てきました

・・・・が、このピックアップ

ねじ穴でピックアップの位置を変わる、にしはほとんどねじ穴に遊びもなかったし
そんなにズレる事ってないよな

Web等で探しても点火タイミングを変える場所はありません
変えれないので逆に皆さん大工事してマグネットの位置を変えたりしてやってます

でも・・・

変えた部品は・・・・・

これだけだよな・・・・・？？

2-3日考えて仮説を考え付いた
一つはピックアップコイルの不良、この場合は古いピックアップコイルを付け直せば何とかなりそう

もう一つの仮説は
ピックアップの動作って磁石が通り過ぎると働く（ピストン上死点の場所に磁石がある）

もうちょっと詳しく考えると

磁石がピックアップに近づくと立ち上がる（下がる）信号が出て

磁石がピックアップから遠ざかると立ち下が（上がる）信号が出てるはず

もしかしてこの信号
立ち上がり（下がり）の時だけ上死点の判断をしているんでは・・・
要するに極性があって

逆に付いている可能性があるのでは！？

というので極性を逆にしてみました
コネクタ側で差し替えて逆にしてみました

すると

・・・・・・絶好調！！！

これか！！
さすが非純正部品！！！、逆に付いていたんだ・・・

ってことで終わりにしようと思ったのですが
エンジンからACマグネットのケーブル出てる辺りからオイルがにじんできてるので
結局分解します

オイルが新しいのでオイルを抜かずに
バイクを倒しての分解にします

かみ合わせ等は問題なさそうだったので
ACマグネットの線の部分のゴム周りに液体ガスケットを塗ってシールを強化

よく考えたら元々ついてたACマグネットにもゴム周りにシール材塗ってあったなぁ・・・

再び組付けて

今度こそ、完了です

後は走って様子を見てみることにします
なんにしても治ってよかった！！

佐々木ムセン
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822-7077